「やーだね。 なんで凛にいちいち指図されないとなんねぇんだよ」 ベーッと舌を出すと、 夏稀はより一層あたしに抱き着く。 「アンタ……! ベタベタするの好きじゃないんでしょ!?」 「まぁな。でも俺と凛は幼なじみだから良いんだよ」 「なにそれ!」 幼なじみだったら ベタベタするのか、夏稀は! ほんと、何考えてるのか分かんないわ! 「いい加減に離さないと殴るわよ?」 「なに?照れてんの? 朝だってギューッしたじゃん」 なっ…………!