そして、着替えて
緋菜と少し話してから、あたし達は更衣室を後にした。
「おっせぇぞ、凛!」
外に出ると、3人が
待ちくたびれたように、立っていた。
すっごく機嫌の悪い夏稀を睨みつつ、
「ごめんごめん!お待たせ~」
と、笑顔で返した。
ま、男の子は
パンツ一枚なんだから
早いのは当然だよね……!
しかし、さっきまで
不機嫌だった顔は、みるみるうちに驚きの顔へと変わっていった。
光稀も少し頬を赤らめて
こちらを見ている。
なっ…なになに!?
そんなに似合ってない!?
「りょ-へぃ……?」
緋菜も亮平の異変に気づいたのか、首を傾げて亮平の機嫌を伺っていた。
その瞬間、
「ひ、緋菜ぁっ!! 可愛すぎーっ」
顔を赤くさせて
亮平は緋菜にギュッと抱き付いた。
「…りょ-へ……っ」
「ああーもうっ!海に連れてきて良かったあっ♪」
嬉しそうにする亮平を見て、なんだか、あたしまで嬉しくなった。
テストが終わって
緋菜とどこかへ出掛けたいって言ってたもんね……

