真剣な眼差しで問いかける光稀に未だ笑みを浮かべている夏稀。
「は?なに急に……」
「とぼけないで。少しは言葉にして伝えたら?」
「いや、俺だって頑張ってるし。…まぁ、まだ告わないけど」
「…夏稀。言える時に何でも言っといた方がいいよ?いつまで続くか、分からないんだし……」
光稀の現実的な言葉に苛立ちを感じた。
べつに永遠に続くだなんて
思っちゃいないけど
考えたくなかった。
だから……
「そんないつ来るか分かんねぇ未来、考えんなって。それより俺達も着替えようぜ」
だから、俺は
話をはぐらかした。
凛がいない未来を考える光稀の話を終わらせた。
そんな未来を
考えるだなんて出来なかった。
でも……その未来は
案外、
近かったのかもしれない。
やっぱり
俺は子供すぎたのかな…?

