双子に愛されて~中学編~




その“アレ”という人物は目をキラキラと輝かせて、拳を強く握りながら海を見ていた。




「やっふぅ~い♪
海だ海だ海だ海だぁー!緋菜、見てみろよ!?海だぞ、海!

サメいるかなー!?あとクラゲとか……いや、クラゲがいたら緋菜が刺されちまうから~~……緋菜!海に入っちゃダメ!!!!」




大声で海に来れたことを喜び、独り言をブツブツと言ったあと、緋菜に忠告する……なんとも周りから見れば、変な中学生。いや、ガキ!




「りょ-へぃ。…うるさい」




「ガーーーン!!
緋菜ぁ~、やだやだ!俺を嫌いにならないでくれぇ!」




緋菜が注意をすれば、ショックを受けて、さらに大声で叫ぶ。



いわゆる…逆効果ι



そんな亮平を白い目で見ている周りの方々。





それを見て……



「うわ、亮平ウザすぎ」




素直に思ったことが口に出てしまった。