双子に愛されて~中学編~





「2人共!
外で亮平たちが待ってるんだから早くしなよ」



あたしが夏稀に言い返そうとすると、光稀が呆れたように言った。



「え? 緋菜たち待ってるの?」



緋菜たちが外で待ってるだなんて初耳で夏稀から光稀へ視線を移して尋ねた。



それに「そうだよ」と頷く光稀を見て、2人を待たせていたと知って悪い気持ちになった。




「やばいっ!
あたしとした事が……緋菜を
待たすなんて……。

はいっ! 出発~」



「おぃおぃ……凛のせいで遅れてんのに急かすなって……」



「遅れたのは夏稀のせいだもん♪」




「あぁ!? なんだと?
もういっかい言ってみろ!」



「夏稀が邪魔した~」



「……殴るぞ、おい」




「ふーたーりーとーもー!」




こうして
あたし達はようやく外へと出た。