ルンルンで席に着き、
今年1番よかった成績表を見てニヤニヤしていると


緋菜に腕を掴まれた。



ちょっと頬を赤くしている緋菜は、かわい……って、そんな事を考えてる場合じゃなくてーι



「え?どうしたの、緋菜?」



あたしがキョロキョロして
緋菜に尋ねた。



だって…そこには目を見開いて状況把握できていない夏稀と
ちょっと悲しげに緋菜を見つめる亮平がいたから。



そして話を聞いていると、
夏休みに
みんなで何処か行こう♪ってなってたみたいで
あたしは迷うことなく
その提案を了承した。