双子に愛されて~中学編~





――――“約束”?


その言葉に俺はともかく、
緋菜まで首を傾げた。



そんな様子を見て
ガクッと肩を下ろす亮平。



「だからぁ~!
英語で8割とれたら、
俺とどっか出掛けてくれるって言っただろ?」



「…………あ」




しばらくの沈黙のあと、
緋菜が小さく声を上げた。


へぇ……奥手な亮平にしては
なかなかじゃん。



「で…でも……まさか、
りょ-へぃが……本当に…とると、思わなくて…」



「それでも!約束した!
だから守れよな?ひーな♪」




ソワソワする緋菜に対して
悪戯な笑みで
ソイツを見つめる亮平。