双子に愛されて~中学編~




そーいう所だけ
乙女ぶりやがって……。


男を殴る時点で
もう女じゃねーし!



俺はまだ機能しない体がを動かし、何とか着替えて鞄を持ち下へ向かった。



「おはよう」



そこには、とても爽やかに
朝食を食べる双子の弟。



「…光稀は良いよな。
朝が弱くなくて」



欠伸をする俺に光稀は
柔らかく笑った。



「いや、弱いから。
それに凛がいなきゃ起きれないよ」



嘘つけ!


絶対に凛ナシでも
起きれるだろーが!