双子に愛されて~中学編~





「……」


「ねっ?どうでもいいらしいよ、亮平のこと」



俺の心情をいち早く察したのか柞原は遠慮しがちに、
でも嬉しそうに言った。


うるさい……うるさい……


柞原の言葉が、声が、


今の俺を無性に苛立たせる。



緋菜ですら……もう、どうでもよくなってくる




「…はははっ!!!
だよなぁ、うん…。分かってるって、緋菜の気持ちは。

じゃあ柞原と屋上行くわ」


「やった!
ありがとぉー、亮平」



「おぅ。

うるせぇ幼なじみなんて
勉強の邪魔でしかねぇだろーしな」



アハハと、
今は作り笑いしか出来なかった。