双子に愛されて~中学編~




「うん。そうだよ」


柞原の答えに俺は固まった。



「な、何言って……」


「いいでしょ?
だって緋菜ちゃんは亮平のこと“嫌い”なんだから」



俺の言葉を遮って、意味ありげに話す柞原。

緋菜は俯いたまま
ずっと何かを考えていた。


でも、この場面で緋菜に

『だめ』とか言われたら
すっげぇ嬉しいな。


そしたら俺、
嬉しさの余り緋菜にキスしちゃうかも←



しかし俺の淡い期待は
緋菜の言葉で
粉々に砕かれる………。