双子に愛されて~中学編~




俺がポカーンと間抜けに口を開けたまま立ち尽くしていると、黙っていた光稀が口を開いた。



「分かるでしょ。呼び出しだよ」


そう耳に囁かれ、
俺は状況を把握することができた。



なるほど。
告白、とかだな。

光稀が言いたいのは。


でも柞原が?
いつも俺をバカにするのに?



そう思いながらも
俺の考えは決まっていた。






「わりぃな、柞原。
俺 屋上には行けないわ」



だって行かなくても
答えなんて決まってる。



「………なんで?」



「柞原なら分かんだろ?
俺が溺愛してるやつ」



そう意味ありげに言っても
気づかないソイツは光稀と
楽しそうに話している。