双子に愛されて~中学編~





「だ…だぃじょぶ……」


柞原の迫力に緋菜は
ビクビクなりながらも弱々しく返事をした。



確かに緋菜は
いつだって思わせ振りだ。


嫌いだと言いながら、俺が抱き着くと顔を真っ赤にさせるし

笑ったかと思えば、急に冷たく突き放す……


緋菜の表情や仕草に俺は振り回されてばかり。



「緋菜、平気か?」


「………ぅん」



俺は緋菜の頭を優しく撫でた。



柞原の言いたいこと。
分からない訳じゃない。


でも俺は
これでいいんだ―――。



もっと緋菜に似合う男になって

そのあと
俺は緋菜に真剣に伝える。