双子に愛されて~中学編~




注意する光稀を柞原は俯きながらも返事する。


光稀って、双子の弟…だよな?

全っ然 弟に見えねぇ!!
むしろ兄ちゃんだろ。



「おい、光稀。
誰が無自覚だって(怒)?
お前の好きな“誰かさん”と
同じにしてんじゃねぇよ」


“誰かさん”の部分を強調して言ったせいか、
光稀は眉をピクッと動かし
俺を少し睨みながら微笑んだ。



うわっ…こえぇぇ!
光稀は裏で何を考えているか
本当に分かんねぇわ。



しかし、睨んでいたかと思うと今度は深い溜め息を溢した。



「はぁ…そこまで凛と変わらないよ」



「……蹴るぞ、ボケ」