亮平は顔に出やすい。 幼なじみだから分かっちゃう。 私は俯いて また勉強をし始めた。 だけど…… 「仕方ないなぁ-。緋菜ちゃんの代わりに私が教えてあげるよ♪」 「遠慮しとくわ。緋菜の方が 教え方うまいし」 「そんなの分かんないじゃない。ほら?見せて」 そう言って繭婪ちゃんは さっきよりも 亮平に近寄って問題を除き込んだ。 ――――あれ? 私……全然 勉強に集中できてない…? 我に戻った時、 シャーペンが少しも動いていない事に気付いた。