最後の方の声が小さすぎたせいで緋菜には聞こえず、 「……うん」 と、緋菜は納得した。 おぃおぃおーぃ!!!! 緋菜に聞こえなかったけど あたしには 聞こえたんだけど(怒)? 「ちょっと、亮平? 緋菜にだけ良いカッコする気?そんなのズルいわ」 「何度でも言え。 俺は緋菜だけに好きになってもらえれば、それでいい」 さっきまで、あたしを笑いながら見ていた亮平が 急に真剣な眼差しになったからあたしは一瞬 何も言えなかった…。