双子に愛されて~中学編~




「ひーなっ!
せっかく待ってたんだからさ、一緒に行こうぜ」


先を行く緋菜に聞こえるように
大きめの声で言う。



すると、緋菜は振り向きもしないで俺に言うんだ。



「……“待ってて”なんて、
頼んでない…」



冷たく聞こえる声に
胸がキュウッと締め付けられる。



はははっ…ι

さすが緋菜。
なんとなく、そう言われる気がしたんだよなー。



昔から緋菜の性格は知ってるけど、やっぱり俺には
ショックで……



ガクッと肩を落とした。