双子に愛されて~中学編~




「じゃあ。
あたし、そろそろ帰るね」


しばらくして
凛が立ち上がった。


まだ居てほしいとは思うが
もう凛に
心配させたくないから



「うん、気をつけて」



そう言って見送った。


夏稀も「じゃーな!」と言って凛に手を振った。



「……」


「…凛?」



そして、凛が
僕の部屋を出ようとした時
パッと僕の方を振り返って可愛らしく笑ったんだ。



「無理しちゃダメだよ?
お大事に、光稀」



そう言い残して
凛は楢宮家を後にした。