私たちはあと5日という時間を毎日4人で過ごしたくて
毎日病院に通っていた。

でも…明日でお別れか…。
そう明日はついに家に帰る日だ。

それでも最後の時間をみんなで過ごそうと今日も
病院に向かった。

別れ前日のためかにみんな無言のまま歩いた。

病院につくと

「あれ!?疾風?出ても大丈夫なの!?」

なんと疾風は病院の玄関で私達を待ってくれていた。

「玲音実はね今日は特別許可を貰ってくれたんだって。外出OKだって!」

と優花が声を弾ませた。