そして…キスしてくれた。私は少し震えていた。

唇を離した瞬間私は今まで以上に大泣きした。

ただただ時間が過ぎていった…






それからすぐだった。
「いた!いました!!」救助隊などが私たちを助けてくれた。
目を覚ますと私達は抱き合ったまま眠っていた。疾風を見るとまだ息はあるようだ。
あれから一時間くらいたっただろうか?眠っていた間疾風は自分で止血をしていたから疾風はまだ生きていた。

「助かったよ…。疾風。」
「よかった…。」

疾風も少し微笑んだ。

それからというもの私も少し足をひねっていたり、疾風も大怪我のため病院に
入院することになった。