5分ほど歩くと大木が見えてきた。そこにはもうすでに優花と疾風の姿があった。

「玲音~ごめんね呼び出したりして。」

優花は大きく手を降っていた。疾風は眠そうにあくびをしていた。

「私も遅れてごめん~。」

「大丈夫遅くないよ!ところで今日は話があってさ!」

「話って?」
優花は嬉しそうに笑い

「明日はね!淳平の誕生日なの。だからさ三人で何かサプライズしたいなと思って。」

「とは言っても俺らお金ないからさ~なんか金がかからないことで!」

確かにここに住んでいても普段はお金必要ないからもってないよね。

「じゃあ花束作ってあげるとか?!」