恋人 × 交換!? 【完】



謝りたいというのは、シャッフルを計画したり、仕掛け人として私をだましたことについてだろうか。



「え、あ、だって。こないだ、拓人さんに『気にしないでください』ってメールしたのに」


「あいつら、オマエのこと気に入ったみたいだからな。それもあるんじゃねぇの?」


「気に入った……?」


「今までにないくらい純粋、つか、赤ちゃんみたいに無垢なタイプだからな。オマエ」


「あ……赤ちゃんって――」


「ねえねえ、マドカ!あれが例の人たちでしょ?」



ミッチが私のカーディガンを引っぱる。



「あ、うん」


「こないだの夏祭りでも感じたけど、千住奏と違うオーラあるよね、あの人。あんなイケメンと、数日間とはいえ恋人だったなんて。いいなーマドカってば……」



ミッチがうらやましそうにいうと、勇次さんが咳払い。



「あれ?このへん、埃っぽかったっけ?」



とぼける彼女に、勇次さんは拳を握りしめる。



「俺にオーラなくて悪かったな、美智ぃ」