恋人 × 交換!? 【完】



「……ありがと、ミッチ」



私は、肩叩きでもしてくれてるみたいに、まだ続けてるミッチにいった。



「は?どしたの、マドカ」


「あ……、ううん。なんでもない。ともかくコースターはパス。乗るならあれがいい」



見あげた先には、ゆっくり流れる雲にくっついた車輪みたいに映る観覧車。



「ああいうのって、最後に乗ったほうがよくない?」


「うん。あとでね」


「じゃあ、とりあえず最初は――」


「おーい!」



ミッチの言葉に重なって、誰かの呼び声が飛びこんできた。



声の主を探すと、向こうのほうから手をあげながら見覚えのある男女がやってきた。



「拓人さん!?古都さんも……なんで?」



あっけにとられる私に、



「あいつらが、どうしても謝りたいっていうからな」



奏がいった。