神社での魔法のキスから、私と奏は本物の恋人同士になった。 振り回されるのは相変わらずだし、俺様っぷりも健在。 以前の関係と同じといえば同じだけど、ひとつだけ違うことがあった。 それは。 言葉に表すのは難しいけど、強いていうなら、 「温度」 だろうか。 私と接するときの、目線や仕草や口調が「たしかな熱を持った」と感じるのだ。 今までは、奏も半信半疑だったから、熱をめいっぱい出すのをためらってたのかもしれない。