恋人 × 交換!? 【完】



(何してるの……?ていうか、どうして家にまでくるの……?)



「まさか」がよぎったけれど、私は即否定した。




(もう終わったの……)




そう、終わったんだ。




(どんなことをいわれたって、決めたんだから)




期待するだけムダ。



これ以上続行されたって、私はもう、断固としてうなずかない。



それなのに、「だけどさ」、「もしかしてさ」、「ねえねえ」と、妖精みたいに頭のまわりをぐるぐる希望が舞う。



決意してる私の肩に手を置いて、激しく揺さぶってくる。





(終わりなの……もう。あんな謎ばっかの人、耐えられない。心、持たないよ……)





必死に希望を打ち消していると、ドアの向こうで動きがあった。



物音がしたと思ったら、郵便受けに「コトン」と何かが入れられた。