恋人 × 交換!? 【完】




「オレの一生のお願いだ」




奏がいった。



ぽつりと。



あやうく、出店に群がる人たちの雑音にかき消されそうな、か細い声で。





(…………?)





ゆらっと視線をやると、彼は下を向いて暗く沈んでいた。



たまに見せる、謎めいた表情。



でも、すぐに元のクールに戻って、きびすを返した。