不良ヤクザ。Ⅰ





「桜華ー腹へったー」

「そうだな…。飯食うか」

気付けばもう暗い。

あれから裏で喧嘩をしては表に出てふらふらと歩き…を繰り返してた。

ならべく返り血がつかないように。

一応血がついても目立たない服だけど。

近くのファミレスに入る。

注文をし、待つ。

「下積みのやつ現われるかな?」

悩みはそこ。

バッチはついてないからヤクザかどうかわからない

「どうっすかな…」

大体のやつはそこらで自分のことを自慢していいふらしたり、軽くチンピラっぽいことをする。

だけど、そういうことをするやつは弱いのばっかで、たいしたことがない。

「もう暴れ回るしかなくねぇか?」

亮太も難しい顔をしながら、煙草を吸っている。

「うーん…。
いや、でも一気にでてくる場合があるでしょ」

「そうだけどよ、可愛がられてる下積みのやつだと上がでてきてもおかしくねぇぞ。」

亮太の意見はもっともだ

あたしらが考えてること自体、無茶苦茶なことだし。