不良ヤクザ。Ⅰ





一旦表に出て歩く。

「銀、物好きだな。
パシリでもなんでもいいって…」

亮太の言う通りだ。
あたしらといたって得るものなんてなにもない。

それに…

「あの目はダメだよ」

「あぁ。あんないい目…俺達と一緒にいたらダメだな」

覚悟がこもった目…
年下に頭を下げ、ついていきたいと言った。
ダメなんだ。
一緒にいたら銀をダメにしていまう。
それに…これからやろうとすること、遊びも、巻き込んじゃいけない。

「まぁ俺らは二人でいいよなっ」

ははっと笑いながら肩を組んでくる。

「きっもー。」

肩に回ってを落とす。

「ひでー!」

ぎゃあぎゃあ騒ぐ亮太に蹴りを入れ、ぶらぶらと歩いた。