‐雨のち恋‐




次の日。



今日は晴天。



昨日悩んでいたことが吹っ飛んだせいか、



よりいっそう晴れている気がする。



いつも通り会社に向かった。



自分のデスクに向かおうとすると先輩が待ち受けていた。



「昨日本当によかったの???もったいないと思わない??」



「いいです。それが私の意志ですから。」



「意志が強いのね。じゃあこれからもよろしくね。」



「はいっ!!!!!!」



先輩の後ろから夕が歩いて来るのが見えた。



私はそのまま立ち去ろうとしたが、声をかけられてしまった。



「雫ちゃん!!!!!」



「……はい?」



「仕事断っちゃったの?もったいない。雫ちゃんならきっと上手くいくともったんだけどなー。」



彼は一瞬悔しそうな顔をしたが、いつもの笑顔にすぐ戻った。



「はい。私にも大切な人がいるので。」