「佐々木咲哉の友人です

君に歌を歌ってもらったと言うので動けない彼の代わりに、」



「…あぁ、あんなのいつもですから…別にどうってこと…」


目を擦りながらそういう彼女

そして、まだ眠いのか欠伸をしている


「…お名前は?

私、鏡本 璃珠

って知ってるか、」

知ってるから来たんだよね、とぶつぶつ呟く彼女


「…で、お名前は?」