合縁奇縁

「へっ…平安時代っ!?

どうして…なんで僕なの!?
あれからずっと考えてたけど、隠岐なんて名前知らない!

絶対人違いだよ!
急にこんなこと言われてっ
僕には、平安時代に行っても何も出来ないのにっ!」


朝生は、進んでいく話に急に恐怖を覚えて、半泣きになりながら反論する。

怖い。
自分が自分でなくなっていくっ!


「知らないっ!
何で僕がこんなことしなくちゃいけないんだよっ…!」


グチャグチャになっていく思考回路をさ迷いながら、朝生は冬哉に泣き叫ぶ。




「―――知りたいか?」

対して。
冬哉は、冷静だった。