「何?誰から?」 「堺菜南。」 「え?菜南から??」 「杏。ちょっとこい。」 「えっ・・。」 俺はあの言葉が気になって、 杏の腕を掴んでバルコニーにでた。 「っ――・・翔!痛い!」 「あ。ごめん・・。」 「どうした?大丈夫?」 「杏っ―――。」 杏の肩を抱き寄せて 杏を抱きしめた。 「どうしたの?」 「杏。芸能界になんで入った?」 「興味があったの。」 「それだけ?」 「違うよ。」