Blue Spring -青春-

『痛!!』

『どうした?』

『なんか目に入った』

『ちょっと見せて』


ゆきと君が私の目を見てくれた時、廊下からシャッターを押す音が聞こえた。

『高橋(里美)』

『なんかいい絵があったから、シャッター押しちゃった』

『里美。なにそれ』

ドアの方を見ると、同じクラスの高橋里美が私たちの写真を撮っていた。

『なんかさっきの二人の姿結構いい絵だからさぁ』

『じゃあ、俺行くわぁ』

『うん。じゃあね』

ゆきと君は、そう言って何処か行ってしまった。