「お帰り志紀!!」


待ちに待った志紀の復学。クラッカーの音と紙テープが志紀を包む。


「……あ、あぁ…ただい、ま?」

「なんで疑問形なの?」


志紀は照れ臭そうに友達の元へ行った。



その時担任が入ってきた。


「えー、まず……佐倉、復学おめでとう」

「ありがとうございます」

「そしてもう一つ。


転校生二人、入ってこい!!」




入ってきたのは―



「り、リントくん……!?」



リントくんと

女の子だった。