私と彼とあいつのヒミツ。[上〕


まだいわない!

絶対に!



「愛瑠はかたいなあ…。まあいつか教えてよね」


「…う、ん…」


教える日くるかな…


私はそう思いながら
栞に頷いた







「それにしても…奈穂遅いねえ」

栞が教室の時計をみながら
いった


「そうだね…。HRまでにはこないと…担任が…」


「あー、そうだねえ…ってたしか愛瑠、あのとき雪斗君とどこにいってたの?」


「え?なにが??」


「ほらー、あんたが急に雪斗君に呼ばれてー、教室戻ってきて奈穂が問い詰めてたじゃない」