私と彼とあいつのヒミツ。[上〕

しばらく二人で
歩いて登校していたら


「おはよう」


雪斗が入ってきた。


入った途端に奈穂の声は裏返る…


「雪斗君!おはよう!」


奈穂の挨拶に
雪斗はなんだかしかめっ面になった

だがそれは一瞬で
私は見逃さなかった


奈穂が嫌なら
朝声かけなきゃいいのに…


って、そんなこと考えちゃだめじゃん!


二人には
付き合ってもらわないと!






やっぱり
学校につくまでは
奈穂が一方的に雪斗に話し掛けていて

雪斗は相づちをうつだけ


私も頷くしかできなかった