お母さんが歩いてくる足音が聞こえた 私はどこかに隠れようと必死で、あたふたしていたら 玄関の扉が開き お母さんと対面した 「……」 お母さんは 私の体を隅から隅までみると ニコリとも笑わず まえから立ち去った 「…お母さん…」 無視をされたことに 私はショックを受けたが もっとショックだったのは ヒミツにしていたこと… 私はゆっくりと家の中に入ると リビングにはソファーにうなだれているお父さんがいた お父さんのまえにある机の上には お母さんのハンコが押してある離婚届けがあった