「ん~不味い」 私はいった そして続いて 「でも…、お父さんがせっかく作ったんだしね」 ニコッとほほ笑み 目玉焼きを一気に食べた 「…愛瑠…」 お父さんは申し訳なさそうな目で呟き 「ごめんな…」 「…なにが、」 私はコーヒーを両手で持ちながらゆっくりと飲んだ 「…本当頼りなくて」 「……別に。慣れたよ」 コーヒーを一気に飲み干すと、 制服をとりに 二階へいった