私と彼とあいつのヒミツ。[上〕


「あんまり俺に話しかけないでくれ」


そういう陸の顔は

冷たくて


背中を向けて
歩き出す陸。



私はどうしても
なにも言えなくて

ただ立ちつくしていた









そのところを


後ろでは
雪斗が不気味に笑いながら
みているのに


気付かなかった。