その翌日、ラミエルの赤い球体に三個目の、そして最後の兵器が届いた。それは今までとはちょっと違っていた。直径一メートルぐらいの、妙に表面がごちゃごちゃした円盤みたいな物で、こっちの方がUFOと言うイメージに近い。
くっついていた妙に光沢のある説明書をラミエルが読んで俺と麻耶に説明する。
「今回のは、宇宙に存在するあらゆる種類の素粒子を放射する機械です。ただ、一度に放出出来る素粒子は一種類だけ。放出出来るのは二回まで……だそうです」
俺は一応訊いてみた。
「その素粒子の数というか、量に制限はあるのか?」
「いえ、無制限です」
ラミエルが珍しくきっぱりした口調で答えた。
「時間は十秒に制限されますが、その間なら無限大の量の素粒子を放出出来ます」
とは言え、そんな物が何に使えるだろう?少なくとも地球征服の役に立つとは俺には思えないのだが……
麻耶が例によって俺のパソコンをネットに繋いでカチャカチャやり始めた。今回はいやに長い。たっぷり二十分は経った頃、麻耶が今までに見たこともない真剣な表情でラミエルに訊いた。
「その素粒子って、中性子でもいいの?それも高速中性子ってやつ」
「あ……はい……可能です……すいません……出来ますぅー」
いや、そこは別に謝る必要はないだろ。相変わらず気が弱い侵略者だな。
「ラミちゃん、兄さん、まずはニューヨークへ飛ぶわよ」
麻耶のこの手のセリフにはもう慣れてきたので、俺は別に驚きはしなかったが、何故ニューヨークなのかは一応訊いておくことにした。
「なんでニューヨークなんだ?」
「国連本部があるからよ」
くっついていた妙に光沢のある説明書をラミエルが読んで俺と麻耶に説明する。
「今回のは、宇宙に存在するあらゆる種類の素粒子を放射する機械です。ただ、一度に放出出来る素粒子は一種類だけ。放出出来るのは二回まで……だそうです」
俺は一応訊いてみた。
「その素粒子の数というか、量に制限はあるのか?」
「いえ、無制限です」
ラミエルが珍しくきっぱりした口調で答えた。
「時間は十秒に制限されますが、その間なら無限大の量の素粒子を放出出来ます」
とは言え、そんな物が何に使えるだろう?少なくとも地球征服の役に立つとは俺には思えないのだが……
麻耶が例によって俺のパソコンをネットに繋いでカチャカチャやり始めた。今回はいやに長い。たっぷり二十分は経った頃、麻耶が今までに見たこともない真剣な表情でラミエルに訊いた。
「その素粒子って、中性子でもいいの?それも高速中性子ってやつ」
「あ……はい……可能です……すいません……出来ますぅー」
いや、そこは別に謝る必要はないだろ。相変わらず気が弱い侵略者だな。
「ラミちゃん、兄さん、まずはニューヨークへ飛ぶわよ」
麻耶のこの手のセリフにはもう慣れてきたので、俺は別に驚きはしなかったが、何故ニューヨークなのかは一応訊いておくことにした。
「なんでニューヨークなんだ?」
「国連本部があるからよ」



