タワーの根元が俺たちの目にも見え始めた時、タワーから数本の光の矢のような物が巨大生物に向けて飛び出した。どうやら迎撃用の光線砲のような物らしい。それが当たると巨大生物の体の表面に青白い火花が散り、やつは何かを振り払おうとするかのように体全体を震わせた。
そして数回光線を浴びた巨大生物は突然立ち止まって天に向かってすさまじい咆哮を上げた。
「ガゥオーーーーー」
そして巨大生物は今までとはうって変わったスピードでタワーめがけて突進し始めた。後はあっという間の出来事だった。一気にタワーにたどり着いた巨大生物は、その巨体で体当たりし、そのままタワーのてっぺんの球体を太い両前脚で地面に引きずり落とした。そして大蛇のような長く太い尾が球体を一撃。銀色の球体はまるで卵のからのようにあっけなくつぶれた。
「ラミエルさん!」
桂木二尉がラミエルに叫ぶ。ラミエルはコンパクト型スパコンを取り出して素早く画面を操作する。そして顔を上げて興奮した表情で俺たち全員に言った。
「止まりました!パラレルワールドの安定化フィールドは消えています」
よし!これで俺たちの方の地球が消滅する危険はなくなった。ほっと胸をなで下ろした俺の後ろで、だが、ユミエルが急に奇妙な唸り声を上げた。
「アア!ハッ、ハッ……キャー!」
最後は悲鳴になった。驚いて振り向いた俺は今まで見た事のない、恐怖にひきつったユミエルの様子を見た。ユミエルは両手で頭を抱え込み、その瞳は極限まで見開かれ、顔色は真っ青を通りこして紫色になっていた。今にも倒れそうな感じで深くうつむいて、口からは甲高い、意味不明な音を漏らしている。
そして数回光線を浴びた巨大生物は突然立ち止まって天に向かってすさまじい咆哮を上げた。
「ガゥオーーーーー」
そして巨大生物は今までとはうって変わったスピードでタワーめがけて突進し始めた。後はあっという間の出来事だった。一気にタワーにたどり着いた巨大生物は、その巨体で体当たりし、そのままタワーのてっぺんの球体を太い両前脚で地面に引きずり落とした。そして大蛇のような長く太い尾が球体を一撃。銀色の球体はまるで卵のからのようにあっけなくつぶれた。
「ラミエルさん!」
桂木二尉がラミエルに叫ぶ。ラミエルはコンパクト型スパコンを取り出して素早く画面を操作する。そして顔を上げて興奮した表情で俺たち全員に言った。
「止まりました!パラレルワールドの安定化フィールドは消えています」
よし!これで俺たちの方の地球が消滅する危険はなくなった。ほっと胸をなで下ろした俺の後ろで、だが、ユミエルが急に奇妙な唸り声を上げた。
「アア!ハッ、ハッ……キャー!」
最後は悲鳴になった。驚いて振り向いた俺は今まで見た事のない、恐怖にひきつったユミエルの様子を見た。ユミエルは両手で頭を抱え込み、その瞳は極限まで見開かれ、顔色は真っ青を通りこして紫色になっていた。今にも倒れそうな感じで深くうつむいて、口からは甲高い、意味不明な音を漏らしている。



