「もう!せっかく予告状まで出して差し上げたのに、いつまで経ってもおいでにならないから、こちらから探しに来ましたのよ」
は?どういう事だ?しかし、敵が目の前に現れたのだ。ここは自衛隊の誇る特殊部隊の出番だ!俺は周りにいる特科小隊の人たちに声をかけた。
「今です、みなさん!あれが宇宙からの敵です!思い切りやっちゃって下さい!」
だが、その小隊の隊長さんらしき人は、当惑した様子で思いがけない言葉を返してきた。
「いや、そう言われましても……我々は装備がないと。それに我々は陸上自衛隊ですから艦の火器は扱えないのですが」
「へ?あ、あの、みなさん特科小隊なんじゃ?」
「はあ、それはそうですが……」
「あ、あのう……」
船のブリッジにいた二人のうちの一人が申し訳なさそうな口調で俺に声をかけてきた。
「自分たちは休暇中で、戦闘要員はほとんど上陸して今はいませんので、戦闘は無理だと思いますが……」
「へ?あの、この船、護衛艦じゃなかったんですか?」
「いえ、確かに護衛艦ではありますが……」
俺も麻耶ももう何がなんだか分からなくなった。麻耶が半分ヒステリーを起して桂木二尉に向かって怒鳴った。
「ちょっと、桂木さん!これは一体どうなってんのよ?!」
「あ、あれ?麻耶ちゃんが言うから、あたしは何が何だかよく分からないままついて来ただけで……」
特科小隊の隊長さんも怪訝そうな顔で横から口をはさむ。
「自分たちは桂木二尉に言われて、やはり何が何だか分からないまま……」
「いいかげんにして下さいませんこと?」
その氷より冷やかな声は、言い争っている俺たちの頭上から静かに降って来た。おそるおそる、その方向を見上げると、1号サチエルのこめかみにくっきりと十文字型の血管が浮き上がりピクピクと痙攣していた。ううむ、真っ先に彼女がキレたみたいだ。1号サチチエルは空中からラミエルを冷たい目で見降ろしながら、不気味なほど静かな、しかし深い怒りのこもった口調で言い放った。
は?どういう事だ?しかし、敵が目の前に現れたのだ。ここは自衛隊の誇る特殊部隊の出番だ!俺は周りにいる特科小隊の人たちに声をかけた。
「今です、みなさん!あれが宇宙からの敵です!思い切りやっちゃって下さい!」
だが、その小隊の隊長さんらしき人は、当惑した様子で思いがけない言葉を返してきた。
「いや、そう言われましても……我々は装備がないと。それに我々は陸上自衛隊ですから艦の火器は扱えないのですが」
「へ?あ、あの、みなさん特科小隊なんじゃ?」
「はあ、それはそうですが……」
「あ、あのう……」
船のブリッジにいた二人のうちの一人が申し訳なさそうな口調で俺に声をかけてきた。
「自分たちは休暇中で、戦闘要員はほとんど上陸して今はいませんので、戦闘は無理だと思いますが……」
「へ?あの、この船、護衛艦じゃなかったんですか?」
「いえ、確かに護衛艦ではありますが……」
俺も麻耶ももう何がなんだか分からなくなった。麻耶が半分ヒステリーを起して桂木二尉に向かって怒鳴った。
「ちょっと、桂木さん!これは一体どうなってんのよ?!」
「あ、あれ?麻耶ちゃんが言うから、あたしは何が何だかよく分からないままついて来ただけで……」
特科小隊の隊長さんも怪訝そうな顔で横から口をはさむ。
「自分たちは桂木二尉に言われて、やはり何が何だか分からないまま……」
「いいかげんにして下さいませんこと?」
その氷より冷やかな声は、言い争っている俺たちの頭上から静かに降って来た。おそるおそる、その方向を見上げると、1号サチエルのこめかみにくっきりと十文字型の血管が浮き上がりピクピクと痙攣していた。ううむ、真っ先に彼女がキレたみたいだ。1号サチチエルは空中からラミエルを冷たい目で見降ろしながら、不気味なほど静かな、しかし深い怒りのこもった口調で言い放った。



