ありえない彼氏

「しょ、うた……」

「プレゼント取りに行くのが今日になったのは俺のせいだけど…俺だって由香に会いたかったし、早く抱きしめて一緒にいたかったもん…」


うだうだと拗ねたようにぷくーっと頬を膨らます翔太。


今日は翔太の拗ねた顔見ること多いなぁ…。


(でも、それがすごく可愛いんだけど…)


「…翔太、好きっ」


そして可愛い翔太を見ると、抱きしめたくなるのが私で。


ギュウッと抱きしめると、やっぱり翔太は頬をすり寄せてくる。


「俺は大好きっ」


「私だって大好きだよ、翔太」



顔を上げて笑って言うと、翔太もキョトンとした後、嬉しそうにふにゃっと笑った。