ありえない彼氏

「ね…、コレを取りに行ってたってどういうこと?」


唇が離れ、額をくっつけたままの翔太を見つめる。


買ったならわかるけど…

取りに行ってたって…?


「んとね~…由香、それ気に入った?」

「うん、すっごく。全てが私好みだよっ!」



確認するようにして私の顔を覗きこむ翔太に、笑顔で答える。


これは決して嘘じゃないし、
小さなハート型のチャームに、キラキラ光る小さなストーンは本当に可愛くて、

色もサイズも全て私好みだ。


すると翔太は安心したように微笑んで。


「よかったぁ~。実はそれ、俺がデザインしたんだっ」


「え!?」



驚くことをさらりと言った。