ありえない彼氏

運ばれた朝食をそれぞれに食べきり、私がベッドにもぐると、さっきのように翔太が優しく頭を撫でてくれる。

それが気持ちよくて翔太の手にくっつくようにしていると、翔太はそれを見ながらふにゃっと笑った。

「…早く元気になって、文化祭楽しもうねー。」

「…うん。」

小さく笑いながら返事をすると「どこ回ろうかー」と楽しそうに話す翔太。

しばらく文化祭の話をしてから、私はとある疑問を口にした。

「写真って……頼んだら私たちも撮ってもらえるかな…?」

「あぁー、俺らのクラスの?」

私は小さく頷く。

どうせなら、私も翔太と写真を撮って欲しい。

翔太は「撮ってもらえるでしょー」とにっこりと笑っている。

私は翔太が一緒に写真を撮ることを賛成してくれたのが嬉しくて、自然と頬が緩む。