美紅はなんのためらいもなく即座に頷いた。母ちゃんが少し心配そうな表情で美紅に言う。
「美紅……気を遣わないで正直に言っていいのよ。あんた、あれに勝てそう?」
美紅は一瞬沈黙したが、大きく頷いて答えた。
「大丈夫だと思う。あの時、あたしのマジャバニであれはダメージを受けた。だから、正面から力をぶつけ合ったら、あたしの方が上だと思う」
マジャバニ?……ああ、あの時美紅があの人影に向けて飛ばした光の羽みたいなもんか。そう言えば、あれも琉球神道の神様の名前なんだろうか?それを尋ねると、美紅はこう答えた。
「マジャバニは、ビンヌスゥイという七色の羽を持つ不死鳥の羽の事。邪悪な物を払う力がある」
「沖縄にはそんな珍しい鳥がいるのか?」と俺。母ちゃんが美紅に代わって説明する。
「あくまで想像上の鳥よ。西洋のフェニックスみたいな物と言った方が雄二には分かるかしら?」
「ああ、伝説の生き物ってわけか?」
「もっとも孔雀の事じゃないかという説もあるんだけどね」
「孔雀?……ああ、そうか、七色の羽の鳥ってことならイメージはピッタリだよね。でも邪悪な物を払う力ってのはピンと来ない気がするけど」
「孔雀ってね、優雅な見かけによらず結構獰猛なとこがあるのよ。毒蛇を襲って食べちゃう事もあるの。インドではあの猛毒のコブラでもエサにしちゃうのよ」
「げっ!コブラを食う?」
「美紅……気を遣わないで正直に言っていいのよ。あんた、あれに勝てそう?」
美紅は一瞬沈黙したが、大きく頷いて答えた。
「大丈夫だと思う。あの時、あたしのマジャバニであれはダメージを受けた。だから、正面から力をぶつけ合ったら、あたしの方が上だと思う」
マジャバニ?……ああ、あの時美紅があの人影に向けて飛ばした光の羽みたいなもんか。そう言えば、あれも琉球神道の神様の名前なんだろうか?それを尋ねると、美紅はこう答えた。
「マジャバニは、ビンヌスゥイという七色の羽を持つ不死鳥の羽の事。邪悪な物を払う力がある」
「沖縄にはそんな珍しい鳥がいるのか?」と俺。母ちゃんが美紅に代わって説明する。
「あくまで想像上の鳥よ。西洋のフェニックスみたいな物と言った方が雄二には分かるかしら?」
「ああ、伝説の生き物ってわけか?」
「もっとも孔雀の事じゃないかという説もあるんだけどね」
「孔雀?……ああ、そうか、七色の羽の鳥ってことならイメージはピッタリだよね。でも邪悪な物を払う力ってのはピンと来ない気がするけど」
「孔雀ってね、優雅な見かけによらず結構獰猛なとこがあるのよ。毒蛇を襲って食べちゃう事もあるの。インドではあの猛毒のコブラでもエサにしちゃうのよ」
「げっ!コブラを食う?」



