柊二ママは、今朝通勤途中で事故にあったらしい。
柊二もすぐに病院に行き会えたけど、すでに意識はなかった…
昼すぎに息をひきとった…

柊二ママ…嘘だよね。
なんで誰も嘘って言ってくれないの。

私は司が帰って来てから柊二ママが亡くなった事を告げた。
司は、お隣さんだし、この前は拓におもちゃまで、もらってるから、近くだし通夜に行こうと言ってくれた。


私は、柊二ママに会った事なんてないフリを司の前で、しないといけない。


私は以外と、その時は冷静で、まだ泣いてもいなかったし、。出来ると思っていた…


もし泣いてしまっても、お通夜だもん。少しくらい泣くのが、あたり前

きっとできる。…


ちゃんと、この目で確かめるまでは泣かない。

そう決心し通夜に向かった。

通夜の会場は人で、埋めつくされていた。

私は小さく深呼吸をして会場に入った。

祭壇に飾られた大きな柊二ママの写真。その横には、柊二ママの絵が飾られていた。
きっと柊二が書いたんだろう。

一歩、また一歩ゆっくりゆっくり柊二ママの元へ近づく。

お願い嘘であって。