誠の心~2人の少女~

由葵は土方の部屋に向かっていた。

「土方さん。失礼します。」

「どうした?」

「土方さんに聞きたいことがあって」

「・・・なんだ?」

「土方さんはもし、好きな人が助かるのなら
 自分は何でもしますか?」

「!!
 氷上、お前・・・」

「いいから、答えてください。」

「そんなの当たり前だろ」

「え?」

「好きな女、守ってこその男だろ。」

「・・・そうですね。
 では、その言葉忘れずに
 実桜の事、守ってくださいね。」

「!!」

「実桜のこと幸せにしてあげてください。」

「・・・。」

「実桜のことよろしくお願いします。」

「ああ。任せとけ。
 必ず幸せにする。」

「ふっ、それを聞けて安心しました。」

「では」といって部屋を出ようとしたとき

「氷上。テメェ何企んでやが・・・」

「失礼しました。」

土方の言葉を遮り
由葵は部屋を出た。