誠の心~2人の少女~

さて、そろそろ出かけますか。

由葵は部屋を出た。

沖田さんは巡察から帰ってこないし、
他の人はもうほとんど寝てる。

今のうちにさっさと終わらせよう。


あ、いた。

妖怪たちは新撰組が斬った浪士たちの
生肝をいただこうと
いつも新撰組の周りにいる。
けれど、新撰組には手を出さない。

でも、それもいつまでつづくか・・・

もしかしたらそのうち
新撰組も襲ってくるかもしれない。

・・・毎日夜の巡察にはついて行こうかな・・・。
いや、でも、そしたら私の正体がばれるかもしれないわけで。

どうすればいいんだ!!

ん?
あ、今日の巡察は特に
何事もなく帰れるんだ。

新撰組のみんなが帰ろうとしたとき

ばっと、妖怪たちが
新撰組の周りを囲んだ。

しまった!!