誠の心~2人の少女~

あ、そういえば、昨日の袴は
返り血がこびり付いて
着れなくなったから
新しいの買いに行こうかな。

そう思い土方に許可をもらいに行った。

「土方さん。あの新しい袴が欲しいので
 町に言っても良いでしょうか?」

「ああ。構わねえが・・・
 まだ、町のことわからねえだろ。
 金は渡しておく。総司と一緒に行け。

「分かりました。ありがとうございます。」

そういって、部屋を出た。

私は今日非番だけど、沖田さんは確か、
夜から巡察があったような・・・。

「あ、由葵。」
「実桜。お疲れ。これから洗濯?」
「うん。由葵は?」
「私は沖田さんと町に袴を買いに。
 なにかほしいのある?」
「ええ?いいよ。由葵のお金でしょ?」
「いや。土方さんのだから大丈夫だと思う。」
「え、でも・・・。」
「わかった。んじゃあ、なんか、買ってくるから。」
「いや、だから・・・」
「んじゃあ、洗濯頑張ってね♪」

半ば無理やり会話を(一方的に)
終わらせ、沖田の部屋に向かった。