誠の心~2人の少女~

この気配は・・・
土方さんに沖田さん、それに近藤さん?

私に用があって来たのかな?

「実桜、土方さんたちが来た。
 薬をしまってくれる?」

実桜は薬をカバンの中に仕舞い込んだ。

「それと、なにがなんでも
 私が陰陽師ってことは
 伏せておいて。」
「分かった。でも・・・」

「・・・分かってる。
 無理だと思ったら、その時は
 正直に話すよ。」

実桜はほっと胸をなでおろした。

「でも、あまり、公にはできない。
 新撰組のみんなの命を狙わねかねないもの・・・。」

妖怪にとって私たち陰陽師は
邪魔な存在。

私たちは倒せなくても
普通の人間を殺すことはできる。

だから、私の正体がバレれば
私の周りの人間が狙われる。

それだけは絶対に避けたい!!